本命は前走準オープンのハンデ戦で牝馬で55kgと実質トップハンデで２馬身半差で勝利を収めた上がり馬のココナッツブラウンとする。札幌芝1800mで勝った実績もあり、コース変わりは全く問題ない。キタサンブラック産駒はこのコースでの回収率が単複ともに100%を超えており、コース変わりはむしろプラスである。牝馬は格より勢いであり、牝馬同士なら重賞でも即通用通用しそうなので、連勝に期待してこの馬を本命にしよう。

　対抗は重賞で３連続連対中のフェアエールング。札幌コースでは[3,1,0,1]と相性が良い。ゴールドシップも産駒のコース回収率が単複ともに100%を超える種牡馬であり、その産駒であるこの馬は期待できそうだ。実績、勢い、コース適性とすべてメンバー中上位なので狙ってみよう。

　もう１頭、本命馬と同じキタサンブラック産駒のクリスマスパレードも押さえておこう。前走のヴィクトリアマイルはレベルが高いこともあり９着に敗れたが、勝ち馬とは0.4秒差とそれほど大きく負けたわけではない。もともと芝では安定した走りを見せる馬なので押さえておこう。横山武史騎手を起用してきたことからも、陣営の意気込みが感じられる。