(Since 1998.12.26)
(Last updated 1999.11.21)
名前を聞くと歌い出したくなる珍名馬というと、みなさんはどんな馬を思い浮かべるだろう。私のようなドリフターズ世代だとビバノンノかな。
それからギンギラギンという馬もいる。
そのドングリがこともあろうに障害に出走してきた。平成10年12月26日。有馬記念の前の日の中山競馬場、障害未勝利戦である。
果たして彼は水壕障害を無事に飛越してくれるのだろうか?ほんとに「お池にはまってさあ大変」ということになったりすることはないのだろうか?一度でいいから障害で走って欲しいと思っていた馬がホントに出てきてしまった(笑)
ドングリの障害デビュー戦は何故か単勝一番人気。やはり馬名だけで単勝が売れてしまうのだろうか?冷静に考えたら水壕のある障害レースでは勝てないだろうというのに。本当に冷静に考えたら馬名など気にせず馬の能力等を見て馬券買うか(笑)
でもって障害デビュー戦の結果はというと。ドングリは無事すべての障害を飛び越えゴールしました。他に水壕に脚を取られた馬はいたが、ドングリは「お池にはまったり」はしなかった。水壕障害も無事飛び越えてしまった。結果は4着。1番人気には残念ながら応えられたかったが、それはご愛嬌。
やっぱり、お池にはまることはなくても、池に対する恐怖感からか勝つのは難しいのかな。今度は京都の障害レースに是非出走していただきたい!
な、な、なんとドングリは障害2戦目にして勝ってしまったようだ。1/17内馬場に「お池」のある京都競馬場ではエイシンキンボールが不利を受けて惨敗したが、中山競馬場ではドングリが「お池」を無事飛び越え障害初勝利!!
競馬ブックに書いてあるコメントによると「飛越もスムーズだった」。
お池にはまってじゃなかったのか・・・。
京都ハイジャンプで13頭中7頭が落馬した次の日、ドングリは東京競馬場で障害オープンに出走していた。そして、最初の生け垣障害で落馬。水壕障害ではなかった。
落ちるの早すぎるって。ちゃんとお池(水壕)にはまってくれんと(笑)