Strange Named Horses 特別編 1 妙に気にいった名前

このコーナーでは私が気にいったネーミングの馬を紹介します。馬そのものの成績や血統、脚質などにはあまりふれず、馬の名前に対する感想などを中心にコメントします。

ツワモノ: 安直な名前の付け方だし、珍名であることは間違いないのだが、妙にこういう名前って好きだ。なぜなら、馬主の気持ちがストレートに伝わってくるからである。冠名＋親の名のような安直な名前やこの馬の馬主は勝負に勝とうという気があるのかと思ってしまうネーミングの馬もいる中で、こういうストレートに馬主の願いが反映されている名前は、たとえ珍名馬であっても素晴らしいと思う。
サイキョウ
テンカムテキ: これらの馬のネーミングも「ツワモノ」に通ずるものがある。
ショウブシ: これもある意味上の馬達に通ずるものがあるだろう。
インターネット: この馬名に関してはコメントは不要でしょう。; でもこの馬が登場した当初（９５年）は斬新なイメージがあったが、今じゃありふれた言葉なのかも。
スリープレスナイト: １３年ぶりにこのコーナーを更新。「眠れぬ夜」と英語化しただけの名前だが、実は深い意味があった。父はクロフネ。幕末に黒船が来襲したときに詠まれた狂歌「太平の眠りを覚ます上喜撰　たった四杯で夜も眠れず」にちなんで「眠れぬ夜」なんだそうだ。父の名前から捻ってつけた気の利いた連想馬名が気に入ってしまった。スプリンターズＳ２連覇に挑戦する寸前で引退してしまったことが悔やまれるが引退時に出ていた話題でこの由来を知ったのである。（狂歌に出てくる「上喜撰」とは高級茶の銘柄であり「蒸気船」と掛けた掛詞。）