さて、引退時の精算は


 前回の予告通り今回は引退時の精算についてのお話。

 シルクHCの場合、引退時に手に入るお金は、

である。あくまで、今回のシルクパイロット号の場合の例であり、引退の時期や仕方によっては若干の違いはあると思うが。

 この中で「維持会費と預託料を精算した余剰金」というのは、出資者は預託料等にかかる経費として月々維持会費というものを積み立てているのだが、その余りということである。これは当然帰ってきてしかるべきお金である。ちなみに維持会費は1口あたり月々1200円。また、「競走馬保険の解約金」は微々たるものしか得られない。

 みなさんが気になるのは「JRAからの見舞金っていくらぐらいなの?」ということだろう。シルクパイロットのように登録したが未勝利だった馬は総額190万円である(しつこいようだがあくまでシルクパイロット号の場合の数値であり、他の馬に関しての額は保証しない)。もちろん実際私が手にするのはその1/500の額なのであるが。

 シルクパイロット号は公営の新潟県競馬に転厩するらしい。公営に移籍したらシルクHCの馬ではなくなるので、私の出資馬でもなくなってしまう。この場合の売却代金もあってもよさそうなのだが、無かった(01年1月1日現在)。まあ、すでに使った馬だし大した額は期待できないのであるが。

 ここまでが、私が現金として手にいれたものである。前回の下の方に書いたシルクHCからの補償金であるが、これは前回も書いたように現金支給ではなく、今後、別の馬に出資する場合の代替出資権である。出資証書が自宅に送られてきた。2年間有効だそうだ。さあ、これで次の馬に出資しよう!!


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