近況報告 〜未だ馬名決まらず〜


 もう1頭目の馬であるシルク97-27が3歳になった12月。もういくつか寝ると4歳になる。しかし、デビューどころか馬名すら決まっていない。シルクの馬でももう入厩してデビューをしている馬達もいるが、そういう馬の一口馬主の方を見てると羨ましい限りである。

 「持ち馬の近況は?」と聞かれると「まだ馬名すら決まってません」という一言で済んでしまうところが悲しいが、せっかくこのページを見に来てくれた人のために、シルクホースクラブの近況でもお知らせしよう。自分が一口馬主に手を出すかどうかの参考にするために、ここを見てる人もいるかもしれないし。

 まず、11月から会報が変わりました。今まではA3用紙2枚半を織り込んだ会報だったのだが、今度は30ページぐらいあるちゃんと製本された(といってもホチキス止めだが)ものであり、なかなか豪華である。我がシルク97-27はどう書かれているかというと、

 早田牧場では状態もなかなか良く、順調に乗り込みを続け、21日に福島県の天栄ホースパークに移動しましたが、移動後、少し疲れが見られた為、ササ針を施し、馬房で休ませています。しばらくゆっくりさせて状態が回復してくるのを待ち、運動を再開する予定で、大したことは無さそうです。
となっている。この天栄ホースパークとは何だろうか?

 シルクの馬達は早田牧場という牧場で生まれ育てられる。早田牧場はシルク専属の牧場というわけでもないが(現にビワハヤヒデやナリタブライアンはこの牧場の生産馬)、シルクとはコネがあり、シルクホースクラブはその牧場から馬を購入する。

 12月の会報に早田牧場の代表理事のインタビューがあったが、そこで天栄ホースパークが紹介されていた。天栄ホースパークは福島県に11月にオープンした早田牧場所有の施設であり、最終調整牧場である。調教馬場などを見てもトレセンと変わらないような施設がある。単なる育成牧場ではなく外厩である。福島競馬場まで1時間、美穂まで2時間半、府中や中山にも2時間半という好立地条件。ここから開催中の競馬場に馬を持っていくことができ、馬房数を気にせずレースに出られるそうである。

 まだ、私の馬もデビューは決まっていないが、生まれ故郷を離れ、トレセンに近いこの施設に移ったということはそろそろ入厩が近いということなのか。年内デビューは残念ながらできそうもないが、デビューできないという事態にはならないで欲しい。ここ1年以上毎月会費払っていて、まだ持ち馬が1頭もデビューしていないと実感がわかないので。


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