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シルクタイムレス

牡・栗毛・2007年5月30日生

生産者/神垣道弘
栗東・山内研二厩舎

*クロフネ

 1998年 芦毛 (米)
French Deputy

 1992年 (米)
Deputy Minister

 1979年 (加)
Vice Regent
 1967年
Northern Dancer
Victoria Regina
Mint Copy
 1970年
Bunty's Flight
Shakney
Mitterand

 1981年
Hold Your Peace
 1969年
Speak John
Blue Moon
Laredo Lass
 1971年
Bold Ruler
Fortunate Isle
Blue Avenue

 1990年
Classic Go Go

 1978年
Pago Pago
 1960年
Matrice
Pompilia
Classic Perfection
 1972年
Never Bend
Mira Femme
Eliza Blue

 1983年
Icecapade
 1969年
Nearctic
Shenanigans
Corella
 1978年
Roberto
Catania
ジュウニヒトエ

 1989年 栗毛 (千歳市)
*リアルシヤダイ

 1979年 黒鹿 (米)
Roberto

 1969年 (米)
Hail to Reason
 1958年
Turn-to
Nothirdchance
Bramalea
 1959年
Nashua
Rarelea
Desert Vixen

 1970年
In Reality
 1964年
Intentionally
My Dear Girl
Desert Trial
 1963年
Moslem Chief
Scotch Verdict
スズタカプリンセス

 1980年 栗毛 (千歳市)
*ノーザンテースト

 1971年 栗毛 (加)
Northern Dancer
 1961年
Nearctic
Natalma
Lady Victoria
 1962年
Victoria Park
Lady Angela
*スコツチプリンセス

 1970年 栗毛 (米)
Creme dela Creme
 1963年
Olympia
Judy Rullah
Meadow Saffron
 1964年
High Perch
Meadow Music


近況
2010/9/22
 検査の結果屈腱炎が再発していることが判明し、引退が決定しました。生涯成績[1,0,1,1,0,4]。

 屈腱炎は不治の病とも言われ完治することはないとも言われているし一度やっちゃうと再発する可能性が高まる厄介な怪我である。それが再発したのだから引退はやむを得ないかな。仮にこのまま現役を続行しても復帰に時間がかかる上にフルに力は発揮できず惨めな思いをするだけだろう。まして早熟馬を育てることでおなじみの山内厩舎だし。

 強さと脆さが共存するのがサラブレッドの宿命とは言え競走能力には期待していたので無念である。お疲れ様でした。


2010/9/12
 中山12R 500万以下(ダ1800m)に出走。鞍上は引き続き江田照男。

 屈腱炎による休養明けなのでどれだけやれるかが心配だったが、道中は3番手に付ける。絶好の位置だと思ったのだが3コーナー手前からずるずる後退。その時点で終了。最後の直線はあきらめムードで黙ってみているしかなく、結果はビリ(11着)。勝ち馬から6.4秒差のタイムオーバー。1ヶ月の出走停止。

 レース後の江田騎手のコメントは以下。

≪江田照男のコメント≫
向正面で左手前に替えたら、ゴトゴトになってしまいました。休み明 けですし、今回は無理しなかったです。でも、能力はありますよ。楽に3番手に付けられたし、馬っぷりは良く、+24kgでも全然太くありませんでした。それに以前よりもパワーアップしています。あとは、もう少し脚元が固まってくれば良いのですが。

 まあ休養明けだし、次頑張ればいいや。そう思っていたのだが、後日テレホンサービスで以下の様な情報が流れた。

≪シルクホースクラブテレホンサービスより≫
先週14着でした。すぐに先行態勢に加わり、道中は3番手でレースを進めましたが、3コーナー手前で早くも手応えが悪くなると、12番手に後退して4コーナーを回りました。そして直線では完全に息切れしてしまい、離れたシンガリでゴールしています。尚、タイムオーバーの為、1ヶ月の出走停止となっています。レース後、左前脚が気になっている為、近日中に詳しい検査を行う方向で検討しています。

 左前脚。屈腱炎をやった場所だ。再発の可能性の強い怪我だけに心配である。せっかく復帰したのに。軽症であることを祈るばかりである。


2009/11/10
 どうにか未勝利を勝ちあがったシルクタイムレス君だが、中1週で激走した反動のせいか、屈腱炎を発症していることが判明した。非常にショックである。せっかく勝ち上がって、さあこれからだという時にエビかよ。

《テレホンサービスより》
シルクタイムレス /11日に、左前脚が気になった為、すぐに詳しい検査を行ったところ、左前脚に屈腱炎(損傷率約20%)を発症していることが判明しました。現在経過を確認していますが、今後は近日中に放牧に出され、休養に入る予定です。

 損傷率約20%というのがどの程度の症状なのかを調べてみたところ、復帰できるかどうかのギリギリのラインらしい。せっかく期待していた馬なのに残念。復帰を目指して治療に専念するのか、このまま引退なのかはわからないが、とにかく無事回復して欲しい。


2009/11/8
 福島1R2歳未勝利(ダ1700m)に出走。鞍上は引き続き江田照男。
 好位に着けて直線抜け出して難なく勝利。無難な勝ち方だったJRA機関誌「優駿」のPOG特集で牧場の期待馬として紹介された有力馬だけに、せめて1勝は挙げて欲しいと思っていたので、どうにか1勝してくれてほっとしている。もうちょっと早く勝ちあがれると思っていたというのが正直なところだが。
 もちろんこれは終わりではなく始まりである。シルクタイムレスの快進撃はこれから始まるのだ。そういう予定だ。期待の高い馬だけにたった1勝で終わるとは思っていない。日本ダービーは無理でもジャパンダートダービーぐらいなら勝てる器であるので、今後も期待しよう。
≪江田照男のコメント≫
前回はスローペースの競馬でこの馬なりに伸びてくれていましたから期待していました。今回はペースが流れてくれたし、いいポジションを取れましたからね。


2009/10/23
 福島1R2歳未勝利(ダ1700m)に出走。鞍上は引き続き江田照男。
 2番人気に支持され、今度こそ勝ち上がりに期待したが、惜しくも3着。勝ち上がりの目処が立ってきたので次こそは無事に勝ち上がって欲しい。


2009/9/26
 新潟1R2歳未勝利(ダ1800m)に出走。鞍上は江田照男に乗り替り。
 ダートに戻って距離は初のダートの長いところ。ということで変わり身に期待。
 先行して向正面で上がって行き、3コーナーでは先頭に立ったものの、結局直線で抜かれて4着。せめて3着に入ってくれたら馬券は当たったのに。というか未勝利ぐらい勝ち上がって欲しい。


2009/8/22
 札幌1R2歳未勝利(芝1800m)に出走。鞍上はホッカイドウ競馬の五十嵐冬樹。
 母父リアルシャダイなので距離は延びた方がいいだろうし、やっと長いところを使ってきたって感じである。しかし11着に惨敗。距離が延びてよくなると思ったんだがここまで惨敗とはねぇ。素質馬なのに・・・。


2009/7/4
 札幌1R・2歳未勝利(芝1200m)に連闘で出走してきた。叩いた効果と芝替わりで一変に期待。鞍上は北海道には強い小林徹というのにも期待(藤田続投の方が嬉しかったが)。

 朝一で東京を発って土曜の札幌1Rを見に行ったのだが、7着に敗退。新馬戦よりも着順を下げるなんて・・・。この後は放牧だそうだ。母父リアルシャダイなので長いところの方が合ってるのかな?長いところのレースが組まれるようになるまでゆっくり休んで欲しい。


2009/6/27
 札幌4R・2歳新馬(ダ1000m)でデビュー。鞍上は北海道戦に強い藤田。デビュー前から注目を集めていたということもあり、期待していたのだが、結果は6着に敗退。スタートは良かったのだが、あとはずるずると後退していった。まだデビュー戦だし遅生まれ(5月生まれ)なので今後に期待しよう。1000mという距離も母父リアルシャダイの彼には短すぎるし。


 JRAの機関誌 優駿 2009年 05月号 の「未来のスーパーホースを探せ 2歳馬情報 part1」という特集で育成牧場であるヤマダステーブルの期待馬として紹介されました。

紹介記事の引用:

早い時期から販路で乗り込んできた。それは完成度の高さの表れでもある。「長くいい脚を使える馬なので距離はこなしてくれそうです。バネもあるので芝があってそうな気がします。

馬名が決定しました。シルクタイムレスです。
今年は山内厩舎入厩予定の馬が3頭募集があったが、その中で値段が真ん中の馬。仕上がりの早い山内厩舎で仕上がりの早いクロフネ産駒なので相性がいいだろう。


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