バックナンバー(1/5-1/23)
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中山 | アメリカジョッキークラブカップ (G2) | 芝2200m | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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5歳上別定 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
「このメンバーじゃステイゴールドが連は外さないんじゃないの?」そういう声が聞こえて来そうだ。確かにG1で4連対している馬はこの中にはいない。しかも98年の宝塚、秋天、99年の秋天ではそれぞれサイレンススズカ、オフサイドトラップ、スペシャルウィークに勝ったと思わせた(結果的に2着だったが)。しかし、ステイゴールドという馬は相手がG1と比べ弱化するG2では3着がいいところなんだよな。実のところ目一杯に仕上げれば力が出せるが、そうでない場合は凡走する馬なのだ。陣営もこんなG2では目一杯には仕上げてこないだろう。底力があるだけに絶対に来ないとはいいきれないが、人気をかぶりそうだし、その人気に見合った馬では無いので今回は無印。そもそもG1で連に絡んだ時はすべて人気薄でのものだったし。 本命はゴーイングスズカ。有馬記念は展開に恵まれたとはいえ、あのメンバーで1着馬と0.3秒差は立派。今回も前に行きそうな馬が格下アールニセイと久々のメジロスティードぐらいなのでそれほど苦しい展開にはならないだろう。 相手はダイワテキサス、シグナスヒーローといったG2の常連のベテランとメンバー中唯一のG1馬エリモエクセル。比較的堅めの所を狙ったが、ステイゴールドが人気を集めてくれるので、それなりの配当にはなるだろう。ワイドだとステイゴールドに3着に突っ込まれると配当も安くなり悔しいだろうから馬連で勝負。
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買 い 目 |
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結 果 |
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コ メ ン ト |
人気が先行しているという理由で切った馬マチカネキンノホシとステイゴールドが見事にワンツーだった。この組み合わせで3桁配当しか付かないのだから、リスクを考えると買わないで正解だったともいえないわけではない。しかし、ハズレはハズレだ。まあ、結果的に外れたが、この2頭はこないと思っていたわけではなく、投資効率を考えて外したのだが。 マチカネキンノホシはようやくと重賞制覇。2馬身半差の圧勝だ。ステイゴールドはまたしても2着。相手がスペシャルウィークでも2着、マチカネキンノホシでも2着。本賞金ばかり上がっていくが、今年からG1の出走優先条件が本賞金オンリーではなく、重賞勝ちということが加味されるようになったので、こうも勝てないとG1出走すら危うくなる。出てくれば好走するだろうし、かのタイキブリザードも7歳でG1を初制覇だったので、頑張って欲しいのだが。 我が本命ゴーイングスズカは3着。逃げずに好意につけた。果敢に逃げてれば残れたかもしれないのだが。この馬も相手がスペシャルウィークだろうがマチカネキンノホシだろうが同じような結果なのだろうか。着順こそ3着と馬券対象にはなっているが、着差は有馬の時のほうが1馬身ほど少なかったし。
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1/16 |
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京都 | 日経新春杯 (G II) | 芝2400m | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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5歳上ハンデ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
今年から1週間早く開催されるようになったハンデのG2。ハンデ戦だけにハンデ上位馬の取捨が決め手となるだろうが、過去の傾向は「ハンデ頭は57kgなら好成績、それ未満ならあまり成績はよろしくない」。ハンデ戦だがG2ともなるとそれなりの実力馬が出てくることもあるので、57kgより上の斤量の馬が力の差で勝ってしまうことが多いのだろう。逆に57kg以上の馬がいない場合は抜けた馬がいないということなので、軽ハンデの馬がハンデ差を活かして台頭することもある。そもそも57kg以上の馬はトップハンデでなくてもハンデ戦になってからの6年間で[3,2,2,0]と安定した成績を残している。 今年のトップハンデはペインテドブラック、スエヒロコマンダー、ブリリアントロードの3頭。この中からペインテドブラックを軸とする。前走はステイヤーズSを制しているが、その時の2着馬テイエムオペラオーは有馬記念でも2強にクビ差の3着という実力馬である。ペインテドブラックから残りの2頭に流そう(一応縦目も押さえるか)。 その他の馬だが、マーベラスタイマーはアルゼンチン共和国杯こそ軽ハンデで勝ったが、ステイヤーズSは負けすぎ。ハンデもアル共より2kg増だし、武豊騎乗ということで過剰に人気になるだろうから消し。また、アンカツ騎乗の上がり馬ロードサクセサーは連闘で勝って中2週というローテーション。去年の10月からすでに6走もしており使いずくめなのが気になるので消し。初オープンがG2で疲れも見えてくるところだし。
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買 い 目 |
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結 果 |
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コ メ ン ト |
マーベラスタイマーのアルゼンチン共和国杯はフロックではなかった。前走のステイヤーズSは距離が長すぎたのかもしれないが、2400m前後ならG2でも走れる。フロックだったのはむしろ我が本命ペインテドブラックのステイヤーズSだったのかもしれない。今回は掲示板にも載らない6着だし。それとも3000mを越える長距離だけは得意なのか?? 2着には軽ハンデ馬メイショウドトウが突っ込んで来た。1着馬の鞍上は武豊だったが、2着馬の鞍上は勝利騎手の弟である武幸四郎。六甲Sでは負けすぎたが、場所が得意の京都に移ったらいきなりG2で2着。この馬は京都が得意らしい。 3着も軽ハンデ52kgのメジロサンドラ。「57kgの馬を狙う」と予想したが、結局2,3着には軽ハンデの馬が来てしまった。しかし、ハンデ戦とはいえ、私の狙い馬はスエヒロコマンダーはまだしも残りの2頭は負けすぎだぞ。これがあるからハンデ戦は(ギャンブルとして)面白いのであり、また難しいのでもあるのだろうけど。
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中山 | 中山金杯 (G III) | 芝2000m | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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5歳上ハンデ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
あけましておめでとうございます。日本には一年の計は金杯にありという格言があります(競馬ファンの間だけか)。頑張りましょう。 さて、新年の恒例行事となっている金杯であるが、今年から西の方の京都金杯が1600mに距離変更となってしまった。この中山金杯は条件の変更はない。はじめは京都金杯の距離短縮に抵抗があったが、考えてみれば東西で同じ条件の重賞を同じ日にやるよりは、距離を変えて出走馬が距離適性によって東西に分散したほうが結果的に好メンバーが揃うのである。本当は東西ともにここで予想を書きたかったが、時間がないので今年は中山金杯だけにしておくので、ご了承願いたい。 本命はやはりクリスザブレイヴ。3歳の頃から素質が注目されていたが、この馬ももう7歳。重賞の一つくらい勝ちたいものだ。ハンデ頭だが、今年はそれほどハンデの差がないので悲観はしないほうがいいだろう。7歳の逃げ馬で鞍上吉田豊といえば昨年の覇者サイレントハンターを彷彿させる。東の金杯はかつて東日本でしか馬券発売がなかった時代は荒れるレースだったが、何故か全国発売になったとたん毎年1番人気馬が勝っている。馬券の売り方を変えただけでこうも傾向が変わるものなんだろうか? さて、相手は有馬記念の馬場がそのまま使われていて内ラチ沿いの馬場がボコボコなので、外から追い込む馬に注目しよう。対抗はクロックワーク。勝ちきれない馬だが、堅実な馬でもあり、軽ハンデを活かせば大外から一気に追い込む力はある。 その他では一昨年の秋の天皇賞候補とまでいわれたダイワテキサス、中山2000mは滅法強いキングオブダイヤの両ベテランに注目。それぞれ、8歳、9歳とはいえ6日前までは7歳、8歳だったのだから高齢とはいえまだまだやれそうである。
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買 い 目 |
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結 果 |
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コ メ ン ト |
ジョービッグバンが強い勝ち方で勝利。昨年の函館記念以来の勝利で重賞2勝目。今回もG3のハンデ戦であり、軽ハンデを活かしての勝利だ。函館記念は50kgで逃げ切り勝ちで、今回は53kgで2番手から抜け出しての勝利であるので当時よりは強くなっている。しかし、ハンデ戦向きの馬なのだろう。次にハンデ戦で出てきて軽ハンデだったら狙ってみよう。 クリスザブレイヴは果敢に逃げるもミスズシャルダンにまで交わされてしまい3着。ハンデ頭ということもあったが、重賞は勝てないのだろうか。もう7歳だが重賞を勝てるだけの器は持っているのだし。西の京都金杯では7歳牝馬のキョウエイマーチが圧勝している。 クロックワークは掲示板にすら載れず。牡馬相手だとこんなものなのかなぁ。
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