日本初の国際ダートレースである。今年はアメリカから２頭の馬がやってきた。ＪＣ（ターフ）の場合は創設当初は外国馬優勢だったが、ダートの場合はどうなんだろう。ダートの本場アメリカから２頭やって来ているが、やはりアメリカのダートは土に近く、日本のダートは砂そのものである。ダートという名前は同じでも、実体は別物と考えたほうがよさそう。今の府中のダートコースよりだったら、福島の芝コースののほうがアメリカのダートに近いのかもしれないし。

　というわけでアメリカ馬２頭は消しである。日本の砂への適性が必ずしもあるとは限らないし。障害初の国際レース第１回中山グランドジャンプでフランスのボカボカが２着になったぐらいだから、ここのアメリカ馬も好走してしまうのかもしれないが、実力以上に人気になりそうなので消し。

　レースは大井のオリオンザサンクスが逃げ、すぐ後ろにＪＲＡのレギュラーメンバーが付ける展開になるだろう。アメリカのロードスターリングも前にいくかもしれない。いずれにせよハイペースとなり、前が崩れる展開になるであろう。

　そこで、上であげた前に行く馬以外で、ダートの２０００ｍ以上で実績のある馬を狙ってみる。ファストフレンド、タマモストロング、ウイングアローといったところか。人気どころの３頭だが、人気はばらけると思うので、この３頭のボックスでもそれなりに付く筈。