少頭数の寂しいメンバー構成。頭数が少ないだけではなく、GIIにしてはメンバーも手薄な感じがある。
歴戦の重賞ウイナー ダイワテキサスが本命。今回で49走目の8歳の大ベテラン。3年前の勝ち馬であり3年前よりも相手が手薄である。過去2戦こそ61kg、59kgと酷量に泣いているが、その前は金鯱賞でクビ差の2着と健闘しており、衰えを感じさせない。このメンバー構成で58kgの斤量で出走できるのであるから、軸は外さないだろう。
少頭数だけに、相手は1点に押さえたい。ゲーリートマホークの逃げ切りに期待する。少頭数なので楽に逃げ切ることができるであろう。直線の長い新潟から短い中山に変わり巻き返しに期待したい。
他の有力馬についてだが、エアスマップは東京限定馬なので中山では消し。前走は新潟の重賞で2着に来たので「直線の長い左回り専門馬」なのかも知れないが(この馬に限らず東京巧者と言われている馬は新潟の芝外回りでも好走する場合が多いような気がする)。それから距離も微妙に長いだろう。アメリカンボスは対称的に中山に強いのだが、いかんせん休み明けであるし鉄砲実績が無いので消しである。
ゲーリートマホークがガンガン飛ばすのかと思っていたがハナは切ったものの思ったよりは逃げずマイペースの競馬であった。それでも2着に残った。
勝ったのはエアスマップ。左回り限定馬だと思っていたのだが、このメンバーでは右回りの中山コースでもどうにかなった。以前オープン特別を中山で勝ったことがある馬なので全く適性がないわけでもないし、メンバー的にもそのオープン特別とそれほどレベルの違わないここなら勝てた。6歳にして初重賞制覇である。デインヒル産駒の成長力は侮れない。
ダイワテキサスは4着。大外を回した時のコースロスが痛かった。さすがにもう年なのかな。この斤量でこのレベルのレースに出ることのできるのはもうないのでここが勝負所と思ったのだが。
外れ