出てくるたびに１番人気に支持されたアグネスソニック。しかし、このレースでは意外に人気がない（前売り時点で単勝10.8倍）。前走は道悪な上に先行馬に有利な展開で追い込んでの２着なので負けたとはいえ力は評価できる。デビュー以来必ず馬券対象にはなっており、大きく負けたことも無いのに人気を落としている。過去の傾向から３勝以上している馬が有利ということもあり期待値重視派としては、この馬を本命とする。父のアンブライドルズソングという種牡馬は聞いたことすらないので血統的にどうのこうのということはわからないが、母父ヌレイエフなのでマイルは長いということはないだろう。今年の２歳戦で絶好調の森厩舎の主力馬なので期待できる。

　相手はそのアグネスソニックを京王杯で破った３戦無敗馬シベリアンメドウ、ホッカイドウ競馬からの転厩初戦で地方よりも中央のほうが実績がありファロンが騎乗（ただしファロンは前日の途中から病気で休場しているので乗り替わりがあるかもしれない）と先週の阪神ＪＦのアローキャリーと像がかぶるヤマノブリザードの２頭が本戦。

　他には１番人気のアドマイヤドンも一応押さえ。穴っぽいところでカフェボストニアン、イチロースワン、それからもう１頭の森厩舎スターエルドラドあたりを押さえておく。