昨年のレオリュウホウや９８年のテンジンショウグンなど穴馬が激走するレースだが、実は３桁配当も結構ある。今年はメイショウドトウが出てくるのでその取捨が問題だ。実力的には現役Ｎｏ２だと思うのだが、休養明け。昨年もグラスワンダーがプラス３０ｋｇの馬体重で出てきてあえなく惨敗したのがこのレースである。

　ここは穴狙いでエーピーグリードを狙ってみる。おそらくこの馬の単騎逃げとなるだろう。日経賞自体逃げ・先行有利であり、かつエーピーグリードは楽に逃げさせればいい結果を残す馬。距離経験は2000mまでしかないが、むしろこれぐらいの距離の方がペースが速くならず、対応しやすいと思う。鞍上の吉田豊も逃げが得意な騎手であるし。そして何より、圧倒的１番人気になるであろうメイショウドトウを見ずに競馬ができる強みがある。

　昨年に続く大荒れを期待して手広く総流しとする。

　ちなみに、この日のお楽しみはペガサスジャンプＳ。オセアニアから、ランド、マールボロという面白い名前の馬が登場する。片や９５年のＪＣ馬と日本語表記が同じ馬、片や商品名（煙草の名前：Ｆ１でも有名）である。それはさておきそこそこ人気になりそうだが、障害はコース適性が重要なので結果はどうなるんだろう？　ここでは負けたほうが本番（中山ＧＪ）では期待できるかもしれない。平地でも安田記念のハートレイクの例があるし。まあ、私は馬券的にはヨイドレテンシの複勝を買うだけの予定だが。