週初めの段階ではメイショウキオウが本命だったが、出てくれないようだ。このレースは昨年から施行時期が変更となったが、昨年はガチガチに堅かった。その前から極端な穴馬が大駆けすることがないようなレースなので、上位人気馬を中心に考えよう。メンバー的にも上位数頭とそれ以外の馬の実力差がありすぎるような気がすることだし。

　このレースの行われる阪神ダート１４００ｍは芝コースからのスタートであり、外枠の逃げ馬にとってスピードを付けやすく有利なコースである。ハイペースにならない限りは逃げ・先行馬が有利なコースでもある。そこで、本命はレイズスズランとする。さすがに大外のマイターンはどうかと思うので手頃な枠にいるレイズスズランが本命である。前走の欅Ｓではハイペースを逃げて粘り３着。展開の向きそうな今回はチャンスである。ウッドマン産駒の７歳馬なので年齢的な心配があるが、近走を見ている限りでは衰えはない。

　ブロードアピールは実績からは本命にすべきなのかも知れないが、追い込み脚質だけに差して届かずということも考えられる。２倍を切る一本かぶりの人気なので期待値も低いであろう。というわけで軸からは外した。どちらかというと１２００ｍのほうが得意であり、１４００ｍのＪＲＡ重賞だと根岸Ｓのように３着止まりということも考えられる。これが１２００ｍなら素直に本命にしたのだが。

　その他の馬では阪神１４００ｍのスペシャリストであるネオポリスとタヤスケーポイントを押さえる。