橋口厩舎と藤沢和厩舎が共に３頭出し。確固たる本命不在の中でも、この２厩舎が中心となるであろう。

　本命は橋口厩舎のエースツルマルファイター、じゃなかったツルマルボーイ。他の２頭は重賞を勝っていなかったり、ＧＩではイマイチだったりするがツルマルボーイは宝塚記念２年連続２着など堂々たる実績だ。先週の菊花賞はローザネイ産駒で橋口厩舎のザッツザプレンティが勝ったが、その兄のロサードよりも、同厩舎のツルマルボーイの方が当てになる。軸はこの馬に決定。とにかく２着の多いツルマルボーイなので馬単紐軸を本線とするが、この馬が２着が多いのは馬自体がそういう馬だからなのではなく橋口厩舎だからということも考えられる。菊花賞を勝って勢いに乗る橋口厩舎だけに普通馬連でも押さえておこう。あくまで馬連は押さえだが。

　もう一方の３頭出し藤沢厩舎だが、シンボリクリスエスだけが人気を集めている。しかし、シンボリクリスエスは宝塚以来の休み明け。ロベルト系だけに一叩きしてからの方が良さそうだ。この馬にとっては狙いはあくまで昨年取り逃したＪＣのようにも思える。ここはあくまで叩き台だろう。今回は消すことにする。むしろ他の藤沢２騎のほうが人気が無くて狙い甲斐がある。

　その他では一昨年の勝ち馬ですでにＧＩを６勝しているアグネスデジタルや2000mまでならどうにかなりそうなローエングリンが狙い目。