筆者多忙のため２週ほど予想をお休みさせていただいた。ＧＩぐらいは予想せにゃということで、久々の予想である。更新が当日朝で申し訳ないが。

　まず１番人気シンボリクリスエスの取捨である。昨年秋の３連戦を見ていると日本最強馬であることは間違いないのだが、休み明けでいきなり挑戦というのがアサクサキニナルところだ。ブライアンズタイムを見ているとわかるようにロベルト系は基本的に叩き良化型。シンボリクリスエスほどの馬なのだからどうにかなるかも知れないが、配当的妙味を考えるとリスク対効果で消した方がよいだろう。

　本命は昨年２着馬ツルマルボーイ。昨年の秋天はともかくその他では大崩れの無い安定した馬である。橋口厩舎は２頭出しだが、長距離タイプのサンライズジェガーよりもむしろ中距離の得意なツルマルボーイを本命とする。確かに今年は有力馬が集まったとはいえ人気が無さ過ぎだし、この馬を軸にするとおいしいだろう。

　対抗はネオユニヴァース。皐月、ダービーと勝った３歳馬が宝塚に出てくるというのは初のケースだ。普通ならこういう馬は秋まで休ませるものだが、あえて使ってくるということは自信があるのだろう。日本初の変則３冠馬の誕生となるか。5kgの斤量差を考えると最有力である。配当的妙味を考えてツルマルボーイを本命としたが、最も勝つ確率の高いのはネオユニヴァースだと思う。

　▲は昨年の勝ち馬ダンツフレーム。今年は新潟大賞典を使う変則的なローテーションだが、狙いはこのレースだと思われる。昨年勝ってる割には人気が無いので狙ってみる。

　他ではアグネスデジタル、タップダンスシチー、サンライズジェガーに加え伏兵３歳馬サイレントディールが狙い目。ヒシミラクルは天皇賞で万馬券を取らせてもらったが、3000mを越えたときだけ狙っていればいい馬なので今回は消し。