この予想のバックナンバーを読んでいたら、毎年金杯の次の週は予想をお休みさせていただいていることが判明した。競馬ファンにとって元旦よりも重要な年中行事である金杯を予想した後は、日経新春杯だったりＡＪＣＣだったりしている。毎年予想をしない中だるみの週なので、今年も伝統に従って予想をお休みさせていただこうと思ったが、今年は気合いを入れて予想をすることにする。

　さて、今年のフェブラリーＳは東京競馬場開催のため中山で行われるわけであるが、その距離は1800mである。このガーネットＳはフェブラリーＳが例年通り1600mなら重要なステップレースという位置づけだったのだが、今年は1800mなので1200mのこのレースはあまりＧＩとの結びつきはなさそうだ。まして今年からハンデ戦で行われるのでフェブラリーＳ有力馬は出てこない。

　という訳で穴を狙っていきたいのだが、結局は本命サイドで落ち着くという結論に達した。中山ダート1200mといえば、芝コースからのスタートであり、外枠の馬が有利である。特に、逃げ・先行馬にとっては枠順が重要である。今年は大外枠にダートに転換して頭角を現して来た逃げ馬タガノチャーリーズが入った。この馬にとってこの枠はいかにも有利。７枠１３番のニホンピロサートも先行タイプの馬であり、実力を見込まれ57kgのハンデを背負わされたが、58.5kgでも勝った経験があるので大丈夫だろう。この２頭で堅いと思う。より逃げタイプでなお且つより外枠にいるタガノチャーリーズの方を頭にした馬単が本線。ハンデ差で逃げ切りの可能性が高いだろう。