先週は20万馬券的中だった。この調子はぜひ維持したいものである。
さて、今週の東京新聞杯であるが、軸はローエングリンで堅いでしょう。この馬の逃げ切りが濃厚である。中山のオープンで連勝しており、1600mは2戦2勝と条件的にかなりの相性である。急仕上げだった神戸新聞杯や距離が長すぎた菊花賞は惨敗だが、その後は2連勝と宝塚記念3着馬の貫禄を保っている。今回は他に逃げる馬もおらず、楽に逃げられるだろう。先週のスマートボーイ狙いが成功したからというわけではないが、今週も強い逃げ馬を本命とする。
馬単の紐として注目しているのがカオリジョバンニ。全成績は[3,8,2,19]だが、中山コースに限ると[2,4,0,4]、1600mでは[2,7,0,6]、中山芝1600mコースだと[2,4,0,3]である。2着にくる可能性が高く、しかも今回のコース条件はベストであると思われる。過去2戦連続2着だが、1000万でも2着、オープンでも2着と相手なりに走る馬である。今回も格上挑戦だが、重賞2着で賞金を稼いでおきたいところだ。この馬の2着に期待して、ローエングリン以外にも馬単の紐軸として流す。
その他では2頭出しの森厩舎からアグネスソニックを狙う。NHKマイルC以来の登場で休養明けとなるが、3歳春までの実績を考えるといきなり好走もおかしくない。岡部が休養中なので横山典はローエングリンという選択肢もあったはずだが、それでもアグネスソニックを選んだということはそれだけ勝算があるということだろう。
逃げたローエングリンが直線で他馬を突き放しにかかる。そしてカオリジョバンニがそれを追う。この2頭が抜けているが、カオリジョバンニの脚色がいい。
「そのまま、そのまま〜!!吉永(カオリジョバンニの鞍上)差すな〜!!」
そう叫んだら、叫んだ通り吉永(カオリジョバンニ)はローエングリンを差しきらなかった。しかし、ゴール直前、ボールドブライアンがもの凄い脚で迫って来て、そして突き抜けていった。ボールドブライアンが勝利を収め、2着ローエングリン、3着カオリジョバンニ。カオリジョバンニから馬単ヒモ流しだったので、ボールドブライアンが勝つなら、カオリジョバンニはローエングリンを差しちゃって良かったのに…。
さすがにボールドブライアンはダテに連闘していない。ローエン−ジョバンニの2頭で決まりと思っていたところに、もの凄い脚で突っ込んで来て、そして両馬共に差しきった。
ローエングリンは強い馬なのだが、どうにも重賞に手が届かないな。GI3着馬なのだからG3ぐらい勝ってもよいと思ったのだが。今回は勝ったと思って油断していたところを出し抜かれたのだろうか。少なくとも見ている限りはそのように見えた。実状はわからないが。
カオリジョバンニは本当に相手なりに走る馬である。重賞だと3着で本賞金を上積みせずに済んだ。これで自己条件(1000万)に戻ると人気になるのだろうな。
外れ