あけましてオメデトウございます。この年になるとお年玉なんかもらえないのであるが、お年玉は金杯を当ててＪＲＡから貰うことにしよう。

　金杯（東）という名前だった時代から毎年のように荒れるハンデ戦中山金杯。ここ３年連続で最軽量のハンデの馬が連に絡んでいる。また、明け４歳馬がやたら連に絡むというデータもある。今年は都合のいいことに４歳馬が最軽量のハンデで出走である。その馬の名はグランリーオ。条件馬で距離実績も1800mまでしか無いが、2000mのＧIII福島記念の７着は実は大接戦で勝ち馬に0.4秒差に迫っており、着順ほどには負けていない。今回はそれより更に軽いハンデであり、流れが速くなれば瞬発力を活かしてなだれ込むことが可能。勝浦騎手がグラスエイコウオーを降りてまで騎乗するので期待できる。

　対抗は人気サイドだが、タガノマイバッハ。重賞２勝と実績ではナンバーワン。トップハンデの58kgということと、休み明けであることでそれほど極端な人気にはならないだろうが、休養明け実績のある馬なので素直に信頼して良い。この馬とグランリーオの２頭を軸とした３連複を狙い目とする。

　流しの相手は、ハギノスプレンダー以外はすべての馬にチャンスがあるだろうから手広く行く。ハギノスプレンダー以外全てに流しである。ハギノスプレンダーも最軽量の51kgではあるが、牝馬なのでもともと2kg軽い上に８歳という高齢から上積みは見込めない。近走実績から考えると消しである。