１番人気馬が過去10年間で7連対というレースである。人気馬がこけるということもあるのだが、信頼できる馬が１番人気となっている場合は「買っておけ」というレースなのだろう。今年の１番人気であるサイドワインダーは信頼できる馬であると言ってよい。堅そうなレースであることもあり、サイドワインダーを本命とする。マイル重賞での実績は抜群であり、京都で良績を残している馬であるが、トニービン産駒なので府中のコースも合うだろう。

　相手筆頭は東京マイルで３戦２勝のシベリアンホーク。唯一の負けがＧIII富士Ｓなのであるが、その時の騎手は吉田豊。今回は残りの２勝の時に騎乗していた堅実派の柴田善騎手が乗っているので、心配はないだろう。

　▲はキスミーテンダー。ＧIIで２戦２着２回という実力派。今回は休み明けだが、２着に来ているＧII２戦よりだったら劣るメンバー構成である。山内厩舎は前日の平安Ｓで人気薄のヒューマを２着に持ってくるなど好調なので、ここでも狙っていいだろう。鉄砲実績もあり、休み明けながら期待の一頭である。

　もう一頭このレースと相性のよいニューイヤーＳ連対馬であるマイネルモルゲンも押さえておく。