人気が割れているハンデ戦。格からいうと昨年の菊花賞馬デルタブルースが抜けていると思われるが59kgの重ハンデということもあって１番人気ながら（これを書いている時点で）4.7倍。荒れるムードがプンプン漂っている。GIの谷間での重賞だが穴党にとってはGIよりも楽しみなレースだろう。

　本命はマーブルチーフ。同じ長距離ハンデ戦である日経新春杯で２年連続２着に突っ込んできて穴を開けた馬である。前走京都大賞典でもいい走りはしており、そろそろ復活の兆しが見られる。得意の長距離ハンデGIIという好条件なので本命とする。何度も書いている通りチーフベアハート産駒はベタ買いでもプラスになるおいしい種牡馬であるし、今回はコース・距離の条件がベストなのでぜひとも狙いたいところだ。

　何が来てもおかしくないようなハンデ戦なので総流しとする。とんでもない穴馬が突っ込んでくることを期待していることは言うまでもない。