急逝の惜しまれる種牡馬エンドスウィープだが、昨年のスイープトウショウ等の活躍の示す通り、日本に輸入されてからの産駒はクラシックでも十分通用する力がある。輸入前の○外や持ち込みとして走っていた頃は早熟・短距離・逃げ切り一辺倒だったが、日本の繁殖牝馬に種付けされるようになってからはイメージが一変した。日本の競馬に合ってそうなだけに急逝が惜しまれる。そのエンドスウィープ産駒の今年の３歳の代表格であり、現時点では全３歳牝馬の中でも最強クラスと言えるラインクラフトがここで登場する。デビュー戦圧勝後のファンタジーＳは４馬身のこれまた圧勝劇。阪神ＪＦこそ僅差の３着だったが、得意の1400mに戻るここではまず負けないだろう。まして阪神ＪＦの１，２着馬はここには居ないのだから。

　対抗はフラワーパーク産駒の良血フローラルパレス。どうでもいいが母の名前をフランス語略したような名前だ。外国語はあまり得意じゃないので間違ってたら申し訳ない（カルチョバンビーノが父の名前のイタリア語略だということほど合っている自信がない）。これだけの良血であり、血統的にオークスよりも桜花賞向きなので、桜花賞の出走権は是非とも確保したいところだろう。新馬を勝ったばかりでありこのままだと賞金的に微妙なので、是非とも３着以内に入ろうと万全の仕上げで臨んで来るに違いない。

　上記２頭を中心とした３連単で勝負するが、相手には芝で実績のない馬以外全てに流す。芝で実績が無い馬でも初芝のアイノグレースは押さえておく。