思えば最初にホームページで予想を書き始めたのが1995年の新潟記念。つまりこれで10周年ということだ。1996年と2000年に重賞日程の大幅な変更があったが、この新潟記念は10年前と同じ時期に行われている。あの当時は2〜3行の能書きしか書いていなかったが、10年の間にずいぶん進歩したものだ。10年間も予想を続けてこれたのは非常に感慨深い。Web上の予想で10年間(1ヶ月以上のブランク無しに)続いているのはおそらくここだけだろう。
さて、その10年前の新潟記念の勝ち馬兼我が本命馬はアイリッシュダンス(ちなみに相手を間違えて予想はハズレだった)。そのアイリッシュダンスの仔であるアグネスシラヌイが今回出走する。当時の新潟は右回りで直線も短く、必ずしもコース適性がリンクするとは言えないが、アグネスシラヌイの場合小回りは苦手なので広い現新潟外回りコースの方がよいだろう。距離適性は2000mがベスト。同じコースを走った2走前の再現となるか。騎手が中舘であり、他に前に行きそうな馬が見あたらないので、今回はハナを切るかもしれないが、それならそれで展開有利だ。
相手筆頭はハレルヤサンデー。同じ新潟2000mで行われた新潟大賞典で0.1秒差の2着の実績がある。休養明け2戦の成績は良くないが得意コースに戻っての叩き3戦目は魅力。松山厩舎が2頭出しというのもプラスである。もう1頭の松山厩舎であるダイワレイダースは前走七夕賞勝ちで人気になっているが、新潟記念は(新コースになってからは)既に古馬重賞勝ちのある馬は来ないというデータがあるため消し。その他の相手にはダイワレイダース以外の有力どころに流す。
1000万を勝ったばかりのヤマニンアラバスタが見事に勝利。前走1000万といってもオークス3着馬がハンデ52kgで出てきたのだから狙い目といえば狙い目だった。ただし、そのオークスには
現在500万で惨敗続きの福島で1勝しただけの馬も出走していたが(爆)
2着は本格化の兆しを見せてきたグラスボンバー。七夕賞3着に続き惜しいところで重賞を取り逃している。
3着はヴィータローザ。ローザネイ一族だけに「指定席」といったところか。小倉の方が得意かと思ったが北九州記念よりも着順をあげている。このレースが小倉で行われるのなら素直に狙ったところだったが、小倉でもダメなのだからと軽視してしまったのが痛い。
我が本命アグネスシラヌイは4着。逃げると思ったが好位からの競馬。道中も4番手ぐらいだったが着順も4着。親子2代制覇とはいかなかった。中舘が鞍上だけにハナを切ってみればオモシロイかもと思ったのだが。
外れ