もし、岡部騎手が出ていれば岡部を中心に買いたいところだが、残念ながら岡部騎手は引退してしまった。ここを勝てば八大競走全制覇だっただけに非常に惜しまれる。ここ数年私は桜花賞では岡部ばかり狙っていたし（といってもここ２年間は出場していないので狙えなかったが）。名手岡部をしても勝てないようなレースだけに・・・なのかどうかは知らないが、抜けた馬もおらずに混戦ムードが漂う。というかこの時期の牝馬はよくわからんというのがズバ抜けた馬がいるとき以外は混戦になる傾向にある原因なのだろう。

　本命はシーザリオ。そして対抗はエイシンテンダー。両スペシャルウィーク産駒。別にスペシャルウィーク産駒が桜花賞なり阪神芝1600Mに強いというデータは今のところ無いのだが、無敗でトライアル重賞を制覇というところが魅力である。こういう時は格より勢いを買った方がよい。勝ったトライアルも1600mのトライアルなので距離の心配もいらない。

　もう１頭はショウナンパントルを押さえておく。同コースで行われる２歳ＧＩ阪神２牝ＪＦの覇者であるのだが、前走惨敗で人気を落とすであろうというのが魅力である。先ほど「勢いを買う」とカイタノと矛盾しているかもしれないが、潜在能力は高い馬であるし、私が予想において最も重視している馬券に絡む確率とオッズとの兼ね合いと言う点で非常に魅力が高い。

　上記の馬を中心に３着を手広く流した３連単フォーメーションで勝負。