先週のダービーの予想ではレース番号が11Rとなっていた(本当は10R）。ここの予想を見て11Rだと思って買った人には申し訳ない。そのせいかどうかはわからないが、ダービーの日の当日の東京11Rの５番の馬は必要以上に人気になっていた。まあ、レース番号は主催者発表のものでご確認下さいってことで（責任逃れ）。

　さて、府中ＧＩ３連戦であるが、今週の安田記念は前２回のＧＩとはうって変わって混戦模様。１番人気の馬の単勝が前日発売時点で約６倍。何を買っても当たればそれなりの儲けはありそうだ。

　本命は香港からやって来たブリッシュラック。今年から始まったアジアンマイルシリーズの第１戦香港チャンピオンマイルの覇者である。この安田記念で勝てば100万ドル（これがUSドルなのか香港ドルなのかは忘れた）のボーナスが出る。ボーナスが懸かっているから頑張るだろう。しかもライバルである香港最強スプリンター・サイレントウィットネスとは同厩舎。クルーズ厩舎サイドではボーナスが懸かっている方の馬を勝たせに来るだろう。チャンピオンマイルの時は（18連勝が懸かっていたサイレントウィットネスと同厩にもかかわらずハナ差で交わして勝ったことについて）「モッセ騎手は大人げない」という意見も出ていたが、今回もそのモッセ騎手が主戦。厩舎サイドがそのことに対して怒っているのだとしたら主戦でも無いコーツィ騎手の起用は無かった筈なので、コーツィを起用してくるということは厩舎の勝負馬はブリッシュラックなのだろう。それにサイレントウィットネスはマイル、特にスタミナが必要なマイルは適性があまり無いと思う。

　相手筆頭はテレグノシス。昨年は惜しくも２着。とにかく府中のマイルは得意としている馬なので、ここでも狙ってみたい。府中以外では１銭も馬券を買う必要の無い馬ではあるが、府中での実績を考えるとここは買いである。前日の雨で馬場が渋ったままであればなおチャンスは大きい。

　その他では、何だかんだいっても香港の２頭が狙い。香港の馬は日本に来るときの「本気度」がヨーロッパ等とは違って高い。前述の２頭プラス香港２頭のボックスで勝負。それから何が来てもおかしくなさそうなのでブリュックラックから手広く流しておく。