今年からいつのまにかＧIIに格上げ（そのかわり私にとって思い出深いＣＢＣ賞がＧIIIに格下げになった）。ＣＢＣ賞と格が入れ替わったように一瞬思ってしまったが、実はこのレースは本来は阪神のレースであるので要はローカル軽視策なんだろう。このレースはサマースプリントシリーズの最終戦である。サマースプリントはほとんどのレースがオープン馬じゃない馬が勝っているが、サスガにハンデＧIIIならともかく別定ＧIIのこのレースはある程度格がものを言うだろう。

　本命は中京1200mで３勝の実績を誇るシーイズトウショウ。本来阪神で行われるセントウルＳが運良く得意の中京で代替開催となったのだから、このチャンスを物にしないわけにはいかないだろう。サマースプリントシリーズは２戦連続２着だが、その前は中京のＣＢＣ賞を勝っており、得意の中京で行われる最終戦で勝ってサマースプリント初代チャンピオンといきたいところである。

　相手は３頭出し瀬戸口厩舎の馬３頭。３頭も出してくるのだからそれだけ意気込みがあるのだろうし、３頭とも魅力的な馬だ。

　馬単で十分だと思ったが、３着から一部の馬を消した３連単とする。というのは「危険な人気馬」が存在するからだ。その馬と言うのがテイクオーバーターゲット。外国馬ということで人気になっているが、90年代前半にスプリンターズＳが外国馬に開放されてから、スプリント戦で□外が来た試しが無いからである（香港の馬を除く）。海外（特にヨーロッパ）ではスプリント戦は直線しかなく、日本の競馬場のカーブに対応できないことが多いからである。ただし、テイクオーバーターゲットはここ何戦かは直線のレースであるものの、右回りや左回りでも勝ち星を挙げている模様。とは言うものの中京の小回りに対応できるかどうかは未知数であり、人気にもなっているので消すことにする。

　その他でも明らかに格下なセレスダイナミック、エイシンヘーベは消すことにする。