ダイヤモンドといえば４月の誕生石。このダイヤモンドＳも昔は４月に行われていたようであるが、数々の時期変更を経て、今は何故か１月の重賞。季節感が全く感じられない重賞となった。

　さてダイヤモンドといえば最も固い鉱物としても有名である。しかし、ダイヤモンドＳはその名前に反して全く堅くない。よく万馬券が飛び出す穴党御用達のレースである。荒れるハンデ戦だけに荒れる傾向があるので穴狙いで勝負しよう。

　本命は昨年の２着馬ハイフレンドトライ。昨年２着なのであるが斤量は昨年よりわずか+1kgの53kg。かつては春天ワンツーを決めるなど「長距離といえばリアルシャダイ」と言われたぐらいリアルシャダイ産駒は長距離が得意であり、数少なくなったリアルシャダイ産駒が出走して来ているので本命とする。単に血統だけではなく「昨年同レース２着」という実績の裏付けもあり、迷わずに本命。鞍上の小林淳騎手も昨年のこの馬だけではなく、03年のイングランディーレでこのダイヤモンドＳを勝つなどレースとの相性が良い。地味だが密かに長距離巧者なのである。

　荒れる重賞だけに手広く流す。ダートでしか実績の無い馬以外全てに流し。