今年から始まったサマーシリーズの１つサマースプリントの緒戦である。だからどうなんだという感じもするが、優勝賞金5000万円というのは魅力的である。ただし、どの馬が優勝を狙っているかは現時点では不明のため、ポイント付けがある程度付いている後半戦ならまだしも、まっさらな状態の緒戦では予想の上で意識する必要は無いだろう。というより予想に加味するにしてもデータが全く無いので加味不可能である。

　本命は２年連続このレースを征しているシーイズトウショウ。コース適性が高いのかこの時期が走る馬なのかは分からないが、とにかくこのレースはよく走る。今年からこのシリーズの前哨戦にする為か６月に時期が変更されたＣＢＣ賞を難なく勝って準備万端。史上初の牝馬による同一ＧＩ３連覇は間違いないだろう。

　相手はシンボリグラン。昨年の暮れに行われた旧・ＣＢＣ賞（ＧII）を征しており、このメンバーの中ではシーイズトウショウを除くと1200mでの成績は抜群である。堅いであろうが、この２頭がスプリント実績がずば抜けているので２頭で勝負。