このレースは前走高松宮記念組と相性が非常に悪い。[0,1,1,21]といった散々な成績(2,3着に来たのはいずれもブラックホーク)である。今年の宮記念勝ち馬オレハマッテルゼは実績を見ると実はテレグノシス以上の府中巧者なのであるが、このデータがあるので消すことにする。前走ＧＩ勝ちということで人気になるだろうし、斤量の59kgというのも不安材料。ちなみに昨年のこのレースではテレグノシスに先着の２着なのであるが、その時は斤量57kgであった。

　馬券は高松宮記念組以外から狙っていこう。府中といえばトニービン。ということで府中巧者テレグノシスを本命とする。東京コースは[5,4,1,6]と連対率56.3%だが、東京芝1400mに限ると[2,1,1,0]と必ず馬券になっている。京王杯ＳＣには３年連続出走中で１着→２着→３着と年々着順が下がっているのが気がかりだが、年齢による衰えは無さそうなのでまだまだいけるだろう。

　対抗は前走ダービー卿ＣＴ勝ちのグレートジャーニー。▲は前走東京新聞杯勝ちのフジサイレンス。マイル重賞を勝って勢いにのるこの２頭が相手本戦だ。

　その他の馬では、高松宮記念直行組を消して残った馬の中からトールハンマー、ローエングリン、インセンティブガイあたりを狙ってみる。