明けましてオメデトウございます。今年も金杯を当てて幸先のよいスタートとしたいものですね。

　さて、中山金杯といえば荒れるレース。2001年以降は特に荒れるようになった。2000年の番組改編ではこのレース自体の条件・時期の変更はなかったが、番組改編によりこのレースに臨む臨戦過程が替わったせいか、とにかく荒れるようになっている。ハンデ戦なので荒れる方が自然でもあるので、ここは穴狙いとする。

　ハンデ戦で穴を開けるといえば「軽ハンデの逃げ・先行馬」。そこで、本命はコスモオースティン。前走ディセンバーＳは久々の出走で８着だったが、一叩きすると替わってくるだろう。鞍上の村田騎手も52kg〜53kgの軽いハンデでこそ活躍する穴ジョッキーである。おそらくメジロマントルが逃げてコスモオースティンは２番手に付けるであろうが、軽ハンデと人気薄でマークされづらい強みを活かしての粘りこみに期待する。

　対抗はマイネルレコルト。２歳時はＧＩを征した馬だ。昨年は善戦はするものの勝てない馬だったが、バルジューに鞍上強化した効果があれば得意の中山コースで一発があるだろう。マイル中心に使われているが距離も2000mぐらいが一番あっていると思う。

　▲は中山2000mに良績のあるカンファーベスト。前走の鳴尾記念２着と衰えは見せていない。中舘騎手はカリスマサンオペラや一昨年のアサカディフィードなど中山金杯との相性も抜群。