ドリームパスポートがメイショウサムソンを差しきり、春の雪辱を果たした。際どいレースだったがゴールの瞬間ドリームパスポートの鞍上の高田騎手はガッツポーズ。皐月賞で好走にもかかわらずダービーでは降ろされて悔しかったのだろう。悔しいから頑張ってドリームパスポートをきさらぎ賞以来の勝利に導いた。騎手の心理を考えて「悔しいから頑張る」騎手が騎乗している馬をよく狙う私としては、これが取れなかったのは悔しい。騎手の場合と違って馬券師の場合悔しいから頑張ると裏目に出ることは多いが。現に最終レースで自棄になって傷口を広げてしまったし（爆）。高田騎手はこれが平地重賞初勝利だそうだ。障害では既に重賞５勝を挙げているが平地の重賞初制覇は意外である。タイムパラドックスの主戦騎手だいうイメージが強かったもので（でもあの馬はオープン入りしてからは武豊が主戦なんだよな）。

　２着は２冠馬メイショウサムソン。どうにか面目は保つことが出来た。２頭の馬の進路を妨げ審議対象になったが、入線順位通りの決着。

　「ダービー１〜３着の３強で決まってしまいそうな鉄板のレース」とカイタノだが、その３強のうちで唯一馬券にならなかったのが◎アドマイヤメイン。不利があったようだが、もうちょっと頑張って欲しかった。今回の敗因は道中の不利も影響しているだろうから、菊で人気にならなかったら狙ってみる手もある。

外れ