５連勝中で春の京都ジャンプＳも圧勝しているスプリングゲントが本命。しかも今回は障害戦線で勢いに乗る小坂騎手に乗り替わりなのでなおさら狙いである。小坂騎手は今年１０勝と平地ならマイナージョッキーのような数字だが、この中で障害は８勝である。しかもそのうち重賞は４勝。まさに障害重賞巧者である。関東のトップジョッキーＮ騎手のオープン連対数（３連対）よりも小坂の障害重賞勝ちの方が多いのである。スプリングゲントの主戦は白浜騎手であるが、この馬で京都ジャンプＳを勝ったのは小坂なので、コース適性を考えても今回の乗り替わりはプラスとなるはずである。

　対抗は数年前に障害重賞で今年の小坂のような抜群の実績を残した高田騎手騎乗のタニノエタニティ。負傷中の熊沢騎手の代打騎乗だが高田なら大丈夫だろう。京都以外ではPATしない成績の馬だが、京都では４戦３勝（障害のみの戦績）で唯一勝てなかった京都ジャンプＳも３着に好走。京都とのコース相性は抜群である。

　馬券的には◎→○から手広く流した３連単とするが、念のために裏もショコット押さえておこう。