牝馬限定のハンデ重賞というと難解かつ荒れるというイメージがあるが、実は実力馬がちゃんと連対しているレースである。まず臨戦過程だが、前走条件戦という馬の連対はまず無く、前走の格が上がるほど回収率も良くなる。また、マイル以上の牝馬重賞連対と牡牝混合重賞の５着以内という条件も必須。実力馬がちゃんと来ているのだが、馬券を買う側に牝馬のハンデ戦は荒れるというイメージがあり、結果的に実力馬同士でもおいしい配当になっていることも多い。

　前述の「前走オープン以上」「マイル以上の重賞連対かつ牡牝混合重賞５着以内の実績」という条件で出走馬をふるいにかけると５頭残る。ライラプス、ヤマニンアラバスタ、ウイングレット、メイショウオスカル、ヤマニンシュクルの５頭である。これらの馬のボックスを買っておく。印の順番は人気が無さそうな順にしておいた。近走不振だが素質がありそうなライラプスあたりがおいしいのではないだろうか。