今年は外国馬が小粒なので全部消して日本馬から狙ってみよう。本命はメイショウサムソン。この馬でしょうがないだろう。秋天も勝っているが距離が延びたらもっとやれる筈。昨年のＪＣは６着だったが、オペラハウス産駒はテイエムオペラオー等の様に古馬になってから本格化する成長力のある血統である。充実の４歳である今年はまず間違いなく勝つだろう。鞍上も武豊だしメンバーも昨年より小粒なのでここは手堅く勝利を収めるものと思われる。

　対抗は３頭出し角居厩舎からポップロック。角居厩舎の馬ではウオッカの方が人気となっているが、むしろ地味ながらいつもＧＩで２着にいるポップロックの安定性の方が当てになる。厩舎サイドとしてもウオッカに注目を集めさせておいてポップロックで勝負という狙いもあると思われる。宝塚記念と同じように人気はウオッカだが勝負はポップロックだろう。ポップロックにとって府中は目黒記念を連覇しているように得意なコースである。ウオッカはダービーは勝ったものの秋華賞でレインダンスに負けているあたりがいただけないし、配当的妙味も考えてポップロックを対抗とする。

　もう１頭の狙い馬はドリームパスポート。この馬も２着が多い。頭はサムソンと決めているので、２着に来そうな馬を狙うとすればこの馬である。また、母父トニービンという血統は府中2400mには向いている。

　外国馬や日本馬でも明らかに消せる馬が多いので、上記の馬を１，２着とした３連単で狙っていく。