記念すべき第100回を迎えた京都記念。かつては年２回行なわれていたので100周年ということもないのだが、歴史の重みを感じるレースである。記念すべき第100回は的中と行きたいものだ。たぶん第200回の時には私は生きていないだろうし。

　本命は京都2200mと抜群の相性のエアセレソン。このコースでは[2,0,0,1]と好成績を残しており、2200m、京都コースともにベストな条件である。前走のＡＪＣＣは長期休養明けが響いて惨敗だったが、叩いた上積みの見込める今回は実力を発揮できるだろう。鞍上に今週から騎乗する外人騎手デムーロを据えて必勝体制で臨む今回は狙い目である。しかもこの京都芝外2200mのコースでの過去10年間の１枠の馬の成績は[14-13-8-78]、勝率12.4%、連対率23.9%、複勝率31.0%と極端に良い。人気にもならないだろうからまさに狙い目である。

　対抗はメルボルンＣ、有馬記念連続２着のポップロック。大崩れしないタイプの馬だけにここでも期待できる。アドマイヤムーンと人気を二分することになるだろうが、京都初経験でなおかつ2000m以下でしか実績の無いのが不安材料のアドマイヤムーンよりもよっぽど信頼が置ける。