一昨年のこのレースの覇者エアセレソンの復活に期待してみる。78週間の長期休養があったが、叩き１戦目のＡＪＣＣは度外視として、その後はGIIでも４着、オープン特別でも４着と馬券にはならないが大崩れもしないような中途半端なレースぶりである。母がウイニングチケットの全妹という心情的に応援したい血統なのだが、母父トニービンというのは直線の長い新潟コースではプラスの筈である。母系も力のある血統だが父のチーフベアハートも単勝をベタ買いするとプラスになるような高期待値血統である。前２走で惨敗しているのならここでは年齢的なことも加味して押さえ以外では買えないのだが、好走はしているだけに復活に期待して本命とする。

　対抗は同じくチーフベアハート産駒のマイネルレコルト。新潟は２戦２勝という新潟巧者である。この馬も長期休養から今春復帰でいきなり３着と衰えは見せていない。叩き３戦目の今回は勝負に来るだろう。直線の差し脚に賭ける馬なだけに直線の長い新潟外回りコースでは狙い目である。

　上記２頭を軸に３連複で勝負するが、新潟外回りの直線の長いコースは長くいい脚が使える馬がいいということで母父トニービンのチェストウイング、フォルテベリーニ、ブライトトゥモローあたりを相手とする。それからダンスインザモア、サイレントプライドといった実力馬が抑え。

　これら以外ではヴィータローザが穴っぽくてオモシロイのだが、この馬は２，３着が多い華麗なる一族であるローザネイ一族でありしかも橋口厩舎の上村といえば２着か３着が定番なので２，３着付けとする。橋口厩舎は２頭出しであるが、ロジックよりはヴィータローザの方がこの距離では当てにできる。

　有力馬の中ではシルクネクサスを無印とした。新潟コースでは不振であるし、コース形態の似ている京都外回りコースの実績も良くないためコース実績を考慮して無印とした。