橋口厩舎が２頭出し。しかも、その２頭は厩舎ゆかりの血統「華麗なる一族」であるローザネイ一族である。この一族は重賞で堅実に３着以内にやってくる。ただし２，３着がやたらと多い一族である。ヨーロッパのどこかの国で「薔薇」を意味する言葉が馬名に付くので別名「薔薇一族」とも呼ばれる。厩舎が２頭出ししてくるのだから、気合も入っているだろうしワンツーやもしくは２、３着独占も期待できる。（後者の方がより現実味が高いかも。）

　その２頭のうちローゼンクロイツは重賞を２勝しており、しかも中京芝2000mのレコードホルダーである。つまりコース適性が抜群ということだ。昨年もこのレースを２着しており、厩舎２頭出しで勝負の今年も期待できる。２，３着どころか勝つことまで期待できる馬であるので、本命とする。

　もう一方のローザネイ一族ヴィータローザも気が付けば２着か３着にいる馬である。ちなみにこちらは一昨年の２着馬である。橋口厩舎が金鯱賞で実績のある２頭を出してきたのだから期待していいだろう。こちらは騎手も２、３着が多い上村が騎乗。ヴィータローザは２、３着付けで３連単とする。

　３連単の相手は極端に荒れることが少ないレースなので、それなりの実績がある５頭に絞る。スウィフトカレント、タガノデンジャラス、インティライミ、マチカネオーラ、アドマイヤメインが相手。