昨年障害重賞４勝プラス中山大障害２着と障害界で大ブレークした小坂騎手であるが、今年も昨年と変わらない連対率を誇っており勢いは衰えていない。･･･と京都ジャンプＳの予想の冒頭で書いてメイショウイグアスを本命としたのだが、落馬して終了。しかし、今回小坂が騎乗するコウエイトライは昨年の小坂の大躍進の中心となった馬の１頭である。人気薄のメイショウイグアスとは訳が違う。昨年夏に小倉サマージャンプを勝ってからの戦跡は秀逸そのもの。小坂との相性もいいようだ。これだけの実績ながら、中山は向かないということで中山ＧＪを回避してここに狙いを絞ってきたのだから、ここではまず負けないだろう。

　対抗は本来なら小坂が乗るはずのメルシーエイタイム。小坂にとっては体が２つ欲しいところだろう。中山大障害コースでの活躍が目立つ馬だが、東京でも勝ち星を挙げており東京コースへの適性は問題無し。コウエイトライの相手はメルシーエイタイムで決まりだ。