直線が短いローカル開催の開幕週ということで芝のレースでは先行馬の前残りを狙っていくのがセオリーである。この中日新聞杯はハンデ戦なので、穴を開けることが多い軽ハンデの逃げ馬というのがいてくれたらよかったのだが、「まさに軽ハンデの逃げ馬」という存在の馬はいない。というよりは極端にハンデの軽い馬がいないのである。ただ、ダブルティンパニーが斤量53kgと割と手ごろな斤量であり、先行力もあるので狙っていけると思う。ここ２戦オープンで勝てないまでも馬券に絡む好走を続けている。開幕週の良馬場で逃げ残りができる叩き３戦目の今回はチャンスだ！ダブルティンパニーを本命としよう。

　ハンデ戦になってから過去２回行なわれているが、ハンデ戦になってからも堅く収まる傾向にあるので、相手には無理に穴を狙わずに実力どころを抑えよう。３連勝中のオペラブラーボを筆頭にヤマニンキングリー、マンハッタンスカイ、シンゲンが狙い目。さらに人気薄だが叩き３戦目で一発がありそうなキングヘイロー産駒ホッコーソレソレーを押さえておく。故障前は重賞でも活躍していた馬だし、復活があってもいいだろう。