一長一短な馬ばかりで軸を選ぶのは難しいがかといってボックスで買えるほどに相手を絞ることも難しいレース。こういう時はめぼしい馬の中で穴っぽいところを軸にして流そう。そうするとおいしい配当にありつける。要は私の予想の肝である「期待値」を重視である。

　本命は昨年の２着馬ジョリーダンス。阪神芝1400mは[2,1,0,1]と得意なコースである。昨年は阪神牝馬Ｓ勝利をこのコースで決めた。今回の鞍上のアンカツもこのコースは得意であり、単複とも馬券回収率が100%を超える馬券的にも「買い」の騎手である。牝馬で７歳と高齢なのは気になるが、先日のスワンＳでも勝ち馬と0.2秒差の３着と好走するなど衰えはない。得意コースで昨年に引き続き好走してくれるだろう。配当的にもおいしいが、昨年はもっとおいしかったんだよな。

　相手は富士Ｓ２着のリザーブカード、オープン特別で好走が続く大崩れしないタイプのゲイルスパーキー、といったサクラバクシンオー産駒を中心に、サイレントプライド、エイシンドーバー、ファリダット、スプリングソングに流す（ちなみにスプリングソングもサクラバクシンオー産駒）。