ＧＩ馬も何頭か出走しているが、前走条件戦だった馬も多い。これだけだと格の違いでＧＩ馬を狙えばと思われるが実のところどうだろう？マイルカップ勝ちがフロック扱いされているピンクカメオやウオッカもダイワスカーレットも居ないオークスを勝ったローブデコルテがそこまで信頼性のある馬だろうか？もう一頭のＧＩ馬で一昨年の桜花賞馬キストゥヘヴンにしてもここ２戦３着が続いているもののピークは過ぎている感じがある。これらの馬が全くあてにならないとは思っていないが、こういう混戦の時こそ穴を狙ってみたいものである。

　本命は準オープン馬ヘイローフジ。キングヘイロー産駒はここの予想の愛読者にはお馴染みの通り産駒をベタ買いしていてもプラスになる期待値的優良種牡馬である。どうせ３着続きの馬を買うのなら、こういう人気の無いときに３着に来てくれる馬を買った方が馬券的妙味に富んでいるだろう。これが一流騎手に乗り替わってくれたらもっと積極的に狙えるのだが、飯田（息子）のままなので、複勝を中心に買う。もともと相手が弱くても強くても３着前後の着順に位置する馬であるし、複勝を中心で買うのがベストだろう。ダートでの活躍が目立つが芝でもそこそこ走る馬だし･･･と思ったら前走の３着は芝での実績だった。勝ってくれたらラッキーなので単勝も一応押さえてはおく。