ＷＳＪＳに出場するために世界から一流ジョッキーたちが阪神競馬場に来ており、このレースでもその一部の騎手が騎乗する。わざわざ「ここがチャンス」とばかりに外人を起用して勝負をかける馬は、勝負がかりで陣営のやる気もあるのだと思うのでそういう馬を中心に狙っていきたい。とは言うもののウチパクやアンカツの様な日本のトップジョッキーが騎乗の馬も別な騎手からの乗り替わりであり、そういう意味では鞍上強化で勝負の気配が感じられるし変わり身に期待できる。

　というわけで内田博、安藤勝＋カタカナで書かれた騎手を勝っておけばいいだろうと思ったのだが、それだと数が多すぎるのでもう少し絞り込む必要がある。ブッラクカフェ、ジーンハンターといった単勝万馬券クラスの馬は、騎手云々以前に馬の力がどうかなという感じだし、騎手も外人であるというだけで日本での実績はないので（能力は別にして日本の競馬場への適性という意味で）信頼性に欠ける。これらを除いた５頭を狙ってみよう。

　本命はウチパク騎乗のトウショウシロッコ。前走のアルゼンチン共和国杯こそ７着に敗退したが、それまでのレースは勝てないまでも安定した成績を修めている。京都芝1800mコースは内枠の方が有利な傾向になるので、前走の敗戦は度外視してトウショウシロッコを本命として狙ってみよう。