国際レース安田記念。今年の外国馬は香港から３頭が出走する。香港馬といえば日本のＧＩで好走することが多く、この安田記念でも過去に何頭か連対している。安田記念における香港馬といえば馬券に絡むか２桁着順かと極端な成績となることが多く昨年は４頭すべて着外だった。しかし、好走することが多いのも事実であるので、とりあえず全て押さえておきたい。というより今年は昨年と違い日本馬に確たる中心馬が不在のため、香港馬中心で考えたい。

　昨年は７着だったが、香港代表ともいえるグッドババが本命。昨年はまだ本格化前の状態での参戦だが、今年は５連勝、しかもGIで４連勝と勢いづいての参戦である。昨年と同様には考えないほうがいいだろう。まさに香港最強マイラーである。

　その他香港馬２頭も押さえておきたい。アルマダは日本で乗りなれているホワイト騎手が騎乗というのが魅力。ブリュッシュラックは２年前のこのレースの勝ち馬であり、コース適性があるのでかつての勢いが無いように見えても一発が期待できる。

　日本馬の中ではウオッカが最有力候補。前走のヴィクトリアマイルでは海外遠征後初レースということもあり中舘エイジアンウインズに先着されての２着だったが、一叩きした今回は牡馬や外国馬相手でも十分やれるだろう。何しろ牝馬でありながらダービーを勝った馬なので。

　というわけで香港の３騎＋ウオッカのボックスとする。