１月に行なわれていたガーネットＳが実質12月に移動し、昨年は実質的に１月と12月の２回行なわれたため、重複を避けるためにカペラＳを名づけられて形式的には新設されたレースである。なんかカペラＳってしっくりこないレース名なのでガーネットＳに戻して欲しいものだ。おかげで重賞だということを忘れかけていたし。

　さて、このレースは田中勝春騎手との相性がいいレースである。過去10年間で11回騎乗し２勝２着３回３着２回と抜群の好相性。ちなみに過去10年間で11回騎乗というのは誤記ではなく昨年の分をガーネットＳとカペラＳの２回カウントしたためである。ハンデ戦時代だけではなく別定戦時代も穴を開けており、カペラＳと開催時期や名称を変えた昨年も２着に来ている。その勝春が乗る馬がアウトクラトール。中山ダート1200mはスタートしてしばらく芝を走るので、芝を走る距離の長い外枠の馬が有利である。特に先行馬はスタートダッシュを付けやすく、外枠の有利度がより高い。アウトクラトールも先行する馬であり、今回大外枠を引いたのは非常に有利な条件だ。相性の良い騎手と、枠順に恵まれた今回は人気は無いが侮れない。アウトクラトールを本命にしよう。

　相手はどの馬にもチャンスはあるので総流しとする。