マイネルの馬に松岡というのは相性がよい。黙って買っていればいいと言えるほどの好相性である。昨年からこのことに気づいてはいたが、今年はマイネルには似つかわしくないと思われていた春天すら征したので、このコンビは鉄板と言えるだろう。今回はマイネルファルケに松岡が騎乗する。前走のダービー卿チャレンジトロフィーでは久々の重賞ながら２着に好走。また、このスプリンターズＳというのは毎年７，８枠の馬が活躍している。過去10年で馬券にならなかったのは04年のみである。運良く（？）８枠に入ったマイネルファルケは狙い目といえるだろう。マイネルファルケを本命とする。

　相手筆頭は逃げ馬に乗せたら（色んな意味で）怖い藤田が騎乗する逃げ馬マヤノツルギ。今回は前にこだわる馬が他にいないので楽にハナを切れるだろう。その他では高松宮記念３着のソルジャーズソング、同４着ながら0.3秒差と差の無いレースをしたトウショウカレッジ、前走でついに重賞を勝って勢いに乗る皐月賞２着馬タケミカヅチ、母ビリーヴという良血で武豊に乗り替わったファリダット、連闘策が不気味なスピードタッチ、ここ２走重賞で馬券になっていて安定感のあるダービー２着馬スマイルジャックを狙っていこう。