荒れるローカルハンデＧIIIであるので穴狙いで行こう。本命はホッコーソレソレー。昨年の富士Ｓで復帰以来４戦して２桁着順が続いているが、手ごろなハンデで出走できるこのレースで復活に期待したい。浜田厩舎が２頭出しをしてきており、勝負がかりと思われる。ホッコーパドゥシャがペースを作ってホッコーソレソレーが追い込むというパターンか。追い込み一辺倒な馬だが、直線の長い府中よりもローカルの方が実績がある馬であり、小倉でも狙える。また、父キングヘイローは産駒ベタ買いで回収率がプラスになる高期待値馬であり、ホッコーソレソレー自身も過去に大穴を開けたこともある。穴を開けるのはこの馬だ。

　ホッコーソレソレーからの流しが本線だが、もう１頭狙うとしたらアサカディフィード。昨年、一昨年のこのレースの覇者である。ハンデは勝ったときと同じ57.5kg。近走不振の様には見えるが、この馬は条件が合った時にいきなりやって来て穴を開ける、つまり得意条件でのみ激走するタイプである。年齢は気になるが、２年連続勝っているレースでは激走する可能性を秘めているので押さえておきたい。