障害は平地にも増してコース適性が重要。というわけで小倉障害コース巧者を狙ってみる。

　本命は小倉で２戦２勝のロングアキレス。２勝のうちオープン勝ちの方はレコード勝ちをマークしている。２勝は2900mコースでマークしたものであり、3390mコースへの挑戦は今回が初めてとなるが、マンハッタンカフェ産駒なら距離が延びても大丈夫だろう。もともと直線芝のコースで活躍してきた馬であるし、重賞でもやれるはずだ。今回は叩き３戦目で絶好のチャンスである。

　対抗は昨年のこのレースの覇者バトルブレーヴ。昨年はコースレコードで重賞を征しており、今でもこのコースのレコードホルダーである。今年も昨年に引き続いての活躍に期待しよう。それから逃げ馬なので他の馬がバランスを崩した影響を受けるリスクが小さい。障害レースでは逃げ・先行馬の方が不利を受けにくいので狙いやすい。

　▲は２頭出しの松永昌厩舎＆エイシンのうち本線と思われるエイシンボストン。ロングアキレスがレコードを出した小倉のレースで３着に大差の２着をしているのだから、小倉との相性は悪くないだろう。勢いでいうとこの馬が一番だし、２頭出しというところが勝負がかりと思われるので押さえておこう。