当日は雨模様だが、敢えて堅めのところを狙って行く。オークスといえば「距離が伸びたらどうか？」というところが鍵になるのだが、クラシックディスタンスに向いてそうなのが上位３頭なので、その３頭を狙っていくしかないだろう。

　本命は桜花賞馬ブエナビスタ。桜花賞は着差以上に強い勝ち方だった。出遅れても後方一気の追い込みでの勝利。雨とはいえ府中の長い直線ではこの末脚は遺憾なく発揮されるだろう。この馬の強さは別格である。頭で狙っていこう。

　対抗はフローラＳの勝ち馬ディアジーナ。桜花賞を敢えて使わず、オークスに狙いを絞り込んできた。ここはもちろん勝負がかりである。父メジロマックイーンという血統は距離が伸びた方がよさそうだし、陣営もだからこそマイルＧＩは狙わずにオークス狙いで来たのだろう。

　もう１頭は桜花賞２着のレッドディザイア。何だかんだいっても桜花賞ではブエナビスタと0.1秒差のレースをしている。父マンハッタンカフェという血統は距離が伸びてもよさそうだ。鞍上の四位は無難なレースをするためＧＩの様な大舞台では２，３着が多い。頭はブエナビスタで決まりなので、２，３着付けで狙うのならこの馬だろう。

　人気どおりの面白く無い印となったが、今年のオークスは荒れないと思う。知名度があり人気先行になりがちなハシッテホシーノがもっと人気を集めてくれたら（配当的に）面白いのに。