荒れるハンデ戦ということで穴っぽいところを狙っていきたいが、どの馬も一長一短なのである。実力馬には重いハンデが課せられていることだし、ここは軽ハンデ馬で一発狙ってみよう。ハンデ戦で穴を開ける馬といえば軽ハンデ＆人気薄の逃げ・先行馬だ。特に七夕賞は前が残りやすいレースである。本命はドリームフライト。ハンデは52kgと軽量。先行力がある馬であり、内枠の利を生かして今回は逃げるかも知れない。今回は休養明けを叩いての連闘勝負。おそらく陣営の狙いはここであり、前走はここで軽ハンデを得るために凡走してハンデ戦の七夕賞で勝負ということなのだろう。鞍上の西田騎手といえば唯一重賞を勝ったのが96年のこのレースのサクラエイコウオーだけである。騎手免許を一旦返上してから復帰した後は勝っていないが、そろそろ重賞を勝ってもおかしくない。13年前の再現といきたいところだ。
　ちなみにJRA-VANのデータでサクラエイコウオーの馬データを調べていたら所属が小島太厩舎となっていた。引退時の所属はそうなのかもしれないが、ずっと境勝太郎厩舎の馬として出走していて、小島厩舎の馬としては一度も走っていないんだけどね。

　相手は何が来てもおかしくないレースのため、総流しとする。