頭数も手頃だしもともと堅めに決まるレースだということもあり、堅く収まるだろう。仕方ないが人気どころを中心に狙っていこう。

　朝日ＣＣと言えば秋開催の最初の重賞だが、この時期は夏の延長線の様なレースとなることが多い。実力馬は毎日王冠や京都大賞典あたりから始動することが多いし、早めにスタートしようという馬でもオールカマーから始動なのでこのレースは夏開催の延長といったイメージだ。実際、夏を休養に充てた馬よりも夏を使ってきた馬の方が活躍する傾向にある。

　本命はプロヴィナージュ。夏はバリバリに出走していたというほどではないが、クイーンＳで２着に好走した。他の有力馬が鉄砲なのに対して１回使ってから使ってきているのでプロヴィナージュが最も分があるだろう。それに過去の成績を見ると阪神が最も得意であると思われるのも心強い。夏に一叩きされたプロヴィナージュを本命にして勝負だ。

　対抗はアドマイヤメジャー。１番人気馬が過去10年で[7,1,1,1]という成績だが、夏に休養していた（厳密に言うと６月の阪神開催は夏かもしれないが）ということと、前走準オープンだったということがネックなのでちょっと評価を割り引いたが、相手関係からここでも勝負になるはずだ。

　▲は昨年の覇者キャプテントゥーレ。安田記念以来の出走となる点がマイナス材料だが、実績的にはこの馬が最も抜けている。

　上記が狙いの中心だが、堅いレースなので相手を絞って３連単で勝負しよう。１，２着だけなら前述の３頭で組み立てていけばいいのだが、３着に来る可能性がある馬として上記３頭以外にベストメンバーも押さえておく。