ハンデ戦だが、過去の傾向を見るとここ１０年で１番人気が[3,3,0,4]と堅い傾向である。ハンデ戦になってからも１番人気が２勝している。ハンデ戦になってからは３歳馬が強く、連対馬８頭中６頭が３歳馬。今年は３歳馬のトゥザグローリーが１番人気になっており、軸はトゥザグローリーで堅いだろう。前走ＧＩ馬の好走が目立つのもこのレースの特徴。母がトゥザヴィクトリーという良血であり、ＧIIIぐらいは勝っておきたいところだ。本命はトゥザグローリーで決まりである。また、池江厩舎が２頭出しをしてきているので勝負気配だと思う。

　相手筆頭は小倉の芝コースで３戦３勝で小倉芝2000mコースでも２戦２勝のコース巧者ナムラクレセント。ハンデ57kgといのが気がかりだが、前走福島記念で２番人気ながら７着に敗退したのは、福島では次走のハンデを少しでも軽くするために無理をせず、得意の小倉コースで勝負という陣営の思惑が読み取れる。ここは得意コースでもあり勝負に来ているだろう。

　もう１頭押さえはオートドラゴン。準オープンを勝ったばかりの馬だが大崩れはしないタイプだ。相手なりに走れるだろう。父キングヘイローというのも穴血統なので押さえておこう。54kgというハンデを活かせば重賞好走馬相手でも勝負になる筈。