６月から３月に時期が移転してからはサクラバクシンオー産駒の成績がよくなった。６月に行われていたときは梅雨時で力のいる馬場で行われることが多かったのだが、３月になってからはスピード勝負の馬場のことが多くなり、サクラバクシンオー産駒の活躍が目立っている。

　本命はそのサクラバクシンオー産駒の中からエーシンダックマン。逃げ＆ローカルの名手中舘が騎乗する逃げ馬だが、逃げ馬にとって有利な内枠を引いた今回はチャンスである。1200mでは悪くて４着の安定した戦績を残しており、特に中京では連を外していない。今回も逃げ騎手中舘の起用で逃げ切り濃厚である。

　相手は３頭出し矢作厩舎の中からキョウエイアシュラ。３頭出しをしてくるのだから勝負がかりなのだろうが、他の２頭を見るとジョディーズラインは500万条件も勝てないような格下馬だし、トシギャングスターはダートで活躍してきた馬である。ファルコンＳはダート馬でも活躍できるイメージが強いが、３月に移転してからはスピード決着になったせいかダート馬は不振である。消去法のような予想となったが、矢作厩舎が勝負を賭けてきている馬はキョウエイアシュラだろう。

　他には３頭居るサクラバクシンオー産駒の２頭ダッシャーゴーゴーとエーシンホワイティを押さえておく。